【SUN第25節】執念のヘディング!明本が空中戦を制し劇的勝利を呼び込む
ゴール前の静寂を切り裂くような咆哮がスタジアムに響き渡った。J1リーグ第25節、黄色いユニフォームを纏うホームチームは、序盤から一進一退の攻防を繰り広げていた。試合の行方を決めたのは、後半終了間際のセットプレーだった。
左コーナーキックからの鋭いクロスが上がると、ゴール前で待ち構えていたのは、今日一番の輝きを放っていた背番号29の明本(写真中央)だ。相手ディフェンダー(写真右)の執拗なマークに遭い、文字通り体がぶつかり合う激しい競り合いとなったが、明本は驚異的なジャンプ力と体幹の強さで空中戦を制した。
最高打点で捉えた渾身のヘディングシュートは、相手GKの懸命なダイビングセーブも届かず、ゴールネットに突き刺さった。この得点が決勝点となり、チームは1-0で貴重な勝ち点3をもぎ取った。
試合後、明本は「相手のプレッシャーは凄かったが、サポーターの熱い声援が背中を押してくれた。泥臭くても勝つことが全て」と、額の汗を拭いながら充実した表情で語った。残留争いが激化する中、エースの見せた「戦う姿勢」は、チームにとって数字以上の価値を持つ勝利となった。